アーカイブ | 7月 2016

  • ピルを飲むと粘液の粘性が増加し精液の侵入を防ぐ

    高い避妊成功率を誇るピルは、世界中で広く浸透している医薬品で、望まない妊娠をしてしまう危険性を回避するために、多くの女性たちが服用しています。妊娠することにより、心身ともに大きな負担を強いられてしまうのは、性交渉を共に行っていても、男性ではなく女性だけなので、自身が妊娠をするタイミングは自分で決めることは当然のことなのではないでしょうか。避妊を男性任せにして、希望をしていないのに妊娠してしまうということは、心と身体に大きな傷を負わされてしまうことにもつながりかねません。我が国においても、低用量ピルが解禁となり、より安全に服用できるようになっており、試し始めている女性も増えているようです。仕事を持つ女性も増えている昨今において、予定外に妊娠をしてしまうと、仕事ができなくなり、その後の人生設計が大きく狂わされてしまうことにもつながりかねないので、ピルを服用して、万全の体調に整えておきましょう。ピルで避妊ができるメカニズムにはいろいろあり、それらがすべて作用し合って、さらに避妊効果を高めているといわれています。ピルを飲むようになると、女性ホルモンの影響で、脳は身体が妊娠していると勘違いするようになり、排卵が起こらなくなります。これは、妊娠中は妊娠しないという身体の仕組みを利用して、ピルが開発されたことの裏付けでもあります。加えて、卵巣ホルモンが分泌されなくなれば、子宮内膜も厚くはならないので、万が一排卵が起きてしまった場合でも、受精卵が着床しにくい状態となります。そして、ピルに含まれるプロゲステロンは、子宮頚管から出る粘液の粘性を増加させるので、精液内の精子が子宮内に入りにくい状態にさせる働きがあります。このように三段階のメカニズムで、妊娠を回避させているのです。